伸びしろ
受験について、あれこれ読んでいると、「伸びしろ」という言葉を目にします。
「とくに男の子の後半の伸びしろは大きい」とか。そんなふうに書かれている事もあります。
子どもが入塾した当初はそういう記事を読んで、なるほどそういうものかと思っていました。うちの子もきっと、受験直前にはうなぎ上りの成績になり、晴れやかに合格にむかって急上昇の勢いで・・・とそんな甘い想像をしたり。いつかはきっとそんな時が・・・と思ったり。
しかし、残念ながら、伸びしろの実感というのは、これまで、一度もありません。
どんな子が伸びしろを実感できてるんだろう。
息子の周りのお友達で、ごぼう抜きで上がって来た子は全く聞きません。それよりも、息子も含め、みんな必死に現状をキープしてるように思います。
我が家は、とうとうα3で卒業です。
4年Gではじまって、一歩づつ階段をあがり4年後半からはα3常連でした。運がいいと2、悪いとアルファベット。ずっとこんな状態でした。これが先生がおっしゃる幼さなのかもしれませんね。早い段階で、自分の勉強方法を変化させて、トップチームの常連入りをできるようでないと。後からその子達を追い抜くのはさらに難しいのだと思います。
マラソンで周回遅れでごぼう抜きなんて、あり得ませんからね。
しかし違う意味で伸びしろを考えると、我が子。
記述ができるとはほど遠い6年初めでしたが、いまは記号よりも記述大好きです。変わるもんですね。そういう意味では伸びしろを感じることができます。
麻布の記述など到底、我が子は何年かかっても無理だと思うのだという私に、室長が「記述はできるようになります」と言ってたのは本当でした。
残すところ、あと一回の合判ですね。
気張って過去問やります。