朝顔のつる
38テキストのコアプラスHの問題が発端となり、今朝は大激論になった我が家です。
若干頭痛が・・・。
朝顔のつるは、横からみては何巻きか。花のつぼみは何巻きか。
簡単な問題ですが、右巻きか左巻きかというのは、簡単ではありません。だって、見る方向で逆になりますからね。横からながめても上を基準にするのか、芽が成長する向きを基準にするのかで逆の表現になります。
植物学的に朝顔のつるは左巻きと図鑑にあります。
が、テキストの答えは、「横から見ると朝顔のつるは右巻きで、つぼみは左巻き」と選択させるんです。
がーーーーーーーん。一気に頭痛が始まる迷宮問題ですね。
問題が悪いという結論しかなさそうですが。それは横に置いておくとして。
息子「この手の問題は毎回、間違えるんだ」と混乱してる自分をわかってます。
だってね、らせんの渦巻きを右巻きか左巻きかって誰にも基準ないっすもんねー。中心からみて、進む方向はどっちかとか、成長する方向はどっちか、とか。なにか答えの基準が必要だと思います。右か左かって、どっちにも見えますからね。
植物図鑑には「朝顔のつるは左周りに成長する」とありますから、これが真実でしょうと、図鑑を持たせて土特に送り出しました。先生と話ができてスッキリできるといけどなぁ。
今日、大変勉強になった新潟大学の和田先生のサイトです。右ネジとつるの方向が同じ。これを何巻きと表現すべきか、大変奥深い内容でした。息子もつるのページを全部読んで納得していました。
それにしても、問題制作にあたって、コノ手の暗記問題って避けるべきだよなと思います。こんなの暗記させる必要はなく、「朝顔のつぼみを書いてみろー」というほうが余計な悩みがなくて、子どもの学習効果もあがって、理科って感じがします。
ちなみに、我が子、イラストは正しく書けました。幼稚園でも小学校でも朝顔を育てて観察した甲斐がありますね。しかし、コアプラスの答えは不正解でした。