4年理科の攻防
塾で、4年理科のテキスト改訂後、家庭にどんなサポートを求めているのかしら?と質問してみた。
「サポートや解説は、とくに必要ないですよ。わからなかったら質問にきてくださいね。マル付けくらいはお願いしますね。お母さんが教えると塾で集中しませんから」
えー?!
姫のクラスでは、「確認しよう」のところは授業でやってない。
そこは家で読むものという位置づけ。
だが、「一緒に考えよう」の授業をうけた後、ポイントチェックを調べながらでも自力で書けるレベルでは全くないし、デイリーステップを読んでも暗号文を読んでいるような気分がするだけで、頭に入る気配はなさそうだ。
「確認しよう」を1人で読んでごらんと言ったところで、暗号文を読んでいるだけで、脳の中心に情報は届かない。意味が分からないまま、ただ字を追いかけて読んでるにすぎない。
なので、仕方がなく、確認しようを1ページごと、一緒に確認する作業をしていると、一週間で国語並みに理科に時間をとられるという結果になっている。
4年前は、「4年生はとにかく算数と国語を勉強し、理科社会は1週間の間に数回2〜30分の学習をしてもらいたい」と保護者会で言われていた。
サピが理科のウエイトを変えたのか?!
授業のレベルは、昔と変わってなさそうだし、先生も「今はふわーっとわかってほしい」とおっしゃっていた。
でも、いきなり4年春に星やら気体じゃ、チンプンカンプン。
ふわーっと概要を理解させたいって狙いで、あの参考書並みの文章量じゃ、1人学習で理解するなんて、無理だわー。無理。
4年前は花のつくりとか習ってた。
あー、その当たりなら、3年の学校の理科の範囲ともリンクするからまだ子どもも入りやすかったはずなのになぁ。
昨日は、「海水面の上昇」の状態を伝えるのに、小一時間かかりました。
姫は、海水面が上がるっていう状態のイメージ自体がつかめないらしい。言葉も知らないし、当然、意味のわからないまま丸暗記も絶対できないタイプ。
海水面ってなに?どこから見て上がる下がるとか決めるの?みたいな答えるのが面倒で嫌なレベルからはじまり、・・・地球温暖化からツバルまで。長いわー。
これ、語彙力なさすぎ?生活感なさすぎ?なのかな。
兄と同じように一緒にでかけて、同じような会話の中で育てて来たのに。
理科が鬼門のような気がします。
でも、理科の先生が「4年は算数・国語です。理科は親しむ程度ですよ」と4年前と同じようなことを、おっしゃっていたので少し安心しました。
やっぱ国語が鬼門だよなぁ。